撮影機材: NIKON Z7, AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
何事にもいい距離感というものがあるように、レンズにも被写体との適切な距離感というものがあります。
買ったばかりのレンズはその距離感をつかむまでの試行錯誤が楽しい。
レンズにも個性があるので、寄ったり引いたりでけっこう表情が変わります。
ただ、そのちょうどいい塩梅というのは、これはもう撮影者の好みに依ります。
そうした試行錯誤をしているうちに、稀に「おっ」と思うような描写をすることがあるんですよね。
そんな経験を積み重ねていくうちに、なんとなくそのレンズの個性がつかめてくるのだと思います。
ちょっとだけ話は逸れますが、 Z マウントのレンズは“クセ”と呼んでしまうには優等生すぎる写りをするので、“個性”としておいた方がしっくりくるような気がしています。
ただそれがおもしろいかどうかは、これまた撮影者の嗜好に依るわけです。
…そんなわけで。
前置きが長くなりましたが、このほど憧れの AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED をゲットしまして、現在試行錯誤の真っ最中です。
最近色々といそがしくてなかなか撮りに出かけられていないのですが、少ないショットのなかにもおもしろいと思わせてくれるような描写はいくつかありました。
この写真は、「おっ」と思ったやつです。(いい写真かどうかはともかく)
「我 105/1.4 ぞ」という佇まいがある気がしませんか。
とはいえ、とにかくまだまだシャッター回数が足りていないので、しばらくはこのレンズを積極的に使い倒してみようと思います。
最後に僕の好きな曲の中から、今回のポストにぴったりなタイトルの曲を見繕ってきました。
『MAN WITH A MISSION - distance』
…なんの脈絡もなく。まあいいじゃないですか。
今回はこのへんで。
ではでは。