NIKON Z7, AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G, SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)
感覚を言語化する作業というのは、難しいんですけど、趣味でやる分には楽しい作業だと思います。
ただ、そういう感覚の部分はあえて残しておいた方がいいという人もいると思います。
とくに趣味の世界の話では。
僕の場合、レンズの描写の違いを楽しむことが写真を撮る一番のモチベーションなので、その違いを自分の中で説明できるようにしておくことはとても大事にしています。
回りくどいことを言ってしまいましたが、要はレンズの違いがわかる人間になりたいみたいな話です。
さて、今回はいつもの NIKON Z 7 に AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G を付けて散歩に出かけました。
先日購入した TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045) の描写についてより理解を深めるため、その時と同じ場所を撮った写真もあります。
焦点距離が違うので比較自体は本質的にナンセンスですが、このレンズの描写にはこういう特徴があってこういう写真が撮れる、というのを理解するには十分役立つと思います。
それではさっそく並べていきましょう。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G, f/1.4
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G, f/1.4
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G, f/1.4
SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045), f/1.4
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G, f/1.4
SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045), f/1.4
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G, f/1.4
SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045), f/1.4
画角も違うので撮影距離も違うし、撮ってる角度や位置もズレたりしているので厳密な比較はできませんが。
ただそれでも、こうしてみるとやはり AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G はクセが強いですね。
色んなところでレビューされていますが、撮影距離(倍率)によって描写が異なるということがあらためてよくわかります。
普段、寄りで撮るときは f/2.0 あたりで撮るのが安定(一番好きな描写)なのですが、寄りの f/1.4 は博打でおもしろいすね 笑
一方で SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045) は優等生ですね。
ボケも綺麗だし、寄りでも端正なピント面です。(多少柔らかいとはいえ)
こうなると絞りは DOF のコントロール以外ではあまり触らなくてよさそう。
なんか最近のレンズって、NIKKOR Z レンズもそうですが、絞りが動かなくなっててもしばらく気づかなさそうでこわいですね。
今回はこのへんで。
ではでは。