RICOH GR III.
読みました。
想像していたより "見る本" ではなくて、どちらかと言えば "読む本" でした。
とくに前半がおもしろかったです。( ~ Part. 3 くらい)
これって写真に限った話じゃないよな、と思いながら読んでました。
何でもそうですけど、ただやってみるだけじゃなくてやっぱり常に考えながらやる人って伸びますよね。
澤村洋兵さんの写真って、感性の部分だけじゃなくてしっかり整ってるところが個人的にすごく魅力に感じています。
(本書のなかでもよく言われると触れられています)
過去の経験から身につけたものもありつつ、それだけじゃなく普段から常に考えながら撮っているからこそ(文章の節々から伝わってくる)、どちらに偏ることなくどちらも質の高い写真が撮れるようになるんだろうなと勝手に解釈しました。
まあでもやっぱりプロフェッショナルとして活躍する写真家(フォトグラファー)はみんなそうなんだと思います。
どちらに比重があるにせよ、どちらも当然のようにハイレベルですよね。
そしてそれはあくまでプロとしては前提でしかないという......
とは言ったものの、僕もみんなもこうするべきだって話ではないです。
上達することを写真の目的にしないといけないわけではないので。
僕としては、遅々とした歩みにはなるかもしれませんが、今後も楽しめる範囲で色々試したり考えたりしながら続けていきたいですね。
最後の写真は今回のお気に入りの一枚。
こういうのもっと撮れるようになりたいです。