写真・カメラ・レンズ

1965年生まれ 4群4枚の教義

NIKON Z 7, Nikkor-Q Auto 135mm F2.8.

Nikkor-Q Auto 135mm F2.8 です。
このレンズ、とても 57 歳とは思えないくらいよく写ります。

よく写るというのは、いわゆる "ピント面シャキーン!" っていうのとは違います。
コントラストが高く、それでいて描写は柔らかい。

ピントの "面" を感じることはなくて、シャッターを切る瞬間に意識をフォーカスした "空間" が写真に浮かび上がる感じ。
山の頂上はしっかり高いところにあるんだけど、そこに至る道筋に急勾配がないんですよね。
嫌味がない、包容力がある、、、そんな感じの写りです。

今回はたっぷり写真を並べてみたので、なんとなくでもこのレンズの魅力が伝われば嬉しいです。

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これなんかすごく良いところが出てる気がする。
しっかり写ってるけど "面" を感じたりしないし、全体の印象も柔らかい。
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寄ってもよし。
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たぶんこういう描写って、世間のトレンドとはズレたところにある価値観なんだと思います。
あまりこの手のレンズって最近見ないですしね。
そこは人それぞれ好き嫌いの問題なので仕方ないことですが、ただこういうレンズを探すのが難しくなってきているのには困ってます。

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背景しか撮ってないけど、背景だけでも心地いい。
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135mm という画角でさえなければきっともっと立体写真が量産できる気がする。
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秋の暖色に柔らかい描写
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今回のお気に入り写真のひとつ
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このレンズ、ご覧の通りピント前後がスムース・デフォーカシングしていくので逆にその弊害もありまして。

Z 7 を使っているのでピント合わせはもちろん EVF 内拡大表示を使って追い込んでいくのですが、それがまあとにかく難しい。
どこがピントの山の中心かなかなかわからない。

極めつけに 135mm という焦点距離というのもあって、フォーカスリングを回すとそれなりに大きくブレます。
幸い Z 7 ではボディ内手振れ補正がよく効くのでフォーカスリング操作時のブレは気になりませんが、じゃあ一体一眼レフの時代はどうやってピントを合わせてたんだと首を傾げたくなります。

ピントの山が掴みやすいレンズならある程度ファインダーでわかるとは思いますが、このレンズは相当難しかったんじゃないかな。。。

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望遠レンズの目で捉えたものを収めようとすると、やっぱり自然と縦写真が増えます。
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というわけで、今回は「Nikkor-Q Auto 135mm F2.8 の会」の会員としてこのレンズの写真をたくさん取り上げてみました。

これに限らず "柔らかいけど甘くない" っていう描写をするレンズは探してみると意外と格安で手に入ることもありますので、そういう目線で一度調べてみるのもいいかもしれません。
もしかしたらレンズの筆遣いに対する価値観がガラッと変わるかもしれませんよ。

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nuts2u

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