Apodization

FUJIFILM X-Pro3 + XF56mmF1.2 R APD

 

 

FUJINON XF56mmF1.2 R APD をお迎えしました。

やはり X マウントを手にしたからにはこのレンズを試さないわけにはいかないですよね。

先立って購入した XF50mmF1.0 R WR とはボケ描写を重視した設計という点で近しい部分もありますが、一方でアプローチは大分異なります。

このレンズはアポダイゼーションフィルタによってボケの輪郭を柔らかくしているわけですが、収差のコントロールから生まれるボケとはやはりまた違った趣の描写をします。

これは色んな方々の作例を見て思っていたことでもありますが、今回実際に使ってみて確認できたことでもあります。

とは言ってみたものの、実はまだほんの数時間という試運転レベルでしかレンズを振り回せていませんので、あくまでこれはファースト・インプレッションです。

 

 

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寄り気味で撮っても破綻なく写る

 

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お手本のようにとろけるタイプの柔らかいボケ

 

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軸上色収差も思いのほかとても小さい

 

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写真としてはアレだけど、これは今まで出会ったことのない描写

 

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このボケ味……それでいてピント面はシャープ、さらにフレアもいい感じ。お見事。

 

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こちらも開放。このレンズ、ボケだけじゃないぞというのがよくわかる

 

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後ろも前も両方柔らかいボケを作れるのは APD の特権

 

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今のところは想像以上に好印象なレンズです。

 

ざっくり感想をまとめると、
・ピント面はけっこうシャープで、軸上色収差補正も良好。
・近接でも破綻がなく、想像していたより描写が暴れることは少ない。
・ボケ質はとろける系で柔らかく、前と後ろで両立している。
・ボケ量は仕組み上やはり大きくはない。
・コントラスト AF のため、けっこうピントが迷子になる。
という感じ。

 

使ってみると予想外に振り回しやすかった(描写的に)というのが、個人的にかなりプラスポイントです。

なんと言いますか、もっとこう、フィルタと口径食との兼ね合い等によって暴れた感じになるかなと思っていたのですが、使ってみるとあまりそういうシーンには出くわしませんでしたね。

ただボケ方はやはり独特で、ピント面から徐々にボケていくところから既にもう端正で柔らかいため非常にクセが少なく、これまで見てきたレンズのようにピント面から奥行方向にしたがって現れるボケ味の変化のようなものが少ないような気がします。

よく言えば理想的、悪く言えば事務的な感じですが、この描写はこれまで使ってきたレンズにはなかった唯一無二のもので、これがハマるとどんな写真になるのだろうととてもワクワクしてしまいます。

またこれからしばらくの間このレンズを使い込んでみて、色々いい所といい使い方を見つけていければなと思います。

 

というわけで今回はこのへんで。
ではでは。

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