NIKON Z 7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
写真 = photograph というのは、読んで字の如く photo- (光の) graph (絵) って意味。
つまり光という絵の具で、カメラやレンズという筆を使って、フィルムやセンサーというキャンバスに描く絵画のこと。
写真という言葉には、“真実を写す” を謳う部分は存在しない。
実際、物理的にも不可能。
そもそも忠実に写し取ること自体は、写真の本質ではないのです。
だからと言うわけではないけど。
僕個人は、レンズが “世界をどれほど忠実に再現できたか” よりも “世界をどのように解釈したか” に強く惹かれる。
だから、なるべくなら良い筆遣いで、良い写真が撮りたい。
これが僕の中のいわゆる “沼” というもの。
たぶんだけど、多少の違いはあるにせよみんなの “沼” も似たようなものではないでしょうか。
これは本当に厄介な趣味。
僕は自分で自覚しているので、もうこの沼は気持ちよく泳ぐことにしてる。
ハハハ。
…いや、笑い事じゃないんだけどね。
今回はこのへんで。
ではでは。