鉄道博物館

みんな鉄道は好きかい?もしかしたら小さい頃電車の名前を片っ端から覚えてたなあって人もけっこういるのではなかろうか。かく言う僕もかつてはそんな子どもの一人であった。そして今ではうちの子もまたそんなワン・オブ・ゼムなのだ。

お盆休みの頃のことなのでもうひと月以上も前のことになる。子どもを連れて家族3人で大宮にある鉄道博物館に行ってきた。新幹線で大宮を通りかかると車窓からすぐ間近に見えるのがソレだ。地下にシンカリオン超進化研究所大宮支部があるのもソレ。

エピソードトークは幾つかあるけれど(新幹線クッションのくじで特賞を引き当てた話とか)、ここでは仕方なく省こう。

鉄道博物館は縦ではなく横に広い。端から端まで歩くだけでも結構な時間がかかる。メインの見所はやはり車両ステーションの1F 。陽光を断った暗くて広い館内には、比較的新しい車両から古い車両まで(なかには僕が生まれるより遥か昔の歴史的なものまで)所狭しと展示されている。車両の中に入れる展示を一通り見てまわるだけでも相当なボリュームだ。ましてひとつひとつじっくり丁寧に見て回ったら朝から晩までかかりそうだ。逆に言うと、大人ひとりでゆっくり行っても十分すぎるほどに楽しめる場所だ。

写真愛好家のみなさまにも実はオススメしたい場所かもしれない。先で言った通り車両ステーションの館内はかなり暗い。そして照明も車両や周囲に大きな影を落とすものばかりだ。だから資料用の写真みたいのは難しいかもしれないけど、コントラストが強くて趣深い写真が撮りたいという人にはうってつけだと思う。

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そんなこんなで朝からたくさん歩き回って、家族3人へとへとになってその日は帰路に着いた。うちの子にしてはめずらしく電車のなかでぐっすりだった。余程はしゃいで疲れていたのだろう。そんなわけで、鉄道博物館は小さな旅と小さな冒険にうってつけの施設だった。

...とか言いつつ。次の機会にはちょっとオトナ側に趣向を寄せて、どこかのんびりとしてゆっくりできるところ(温泉とか)に行きたいなあなんて思っていたりする今日この頃である。

NIKON Z f
NIKON NIKKOR Z 35mm f/1.4