光の質はもうすっかり秋だ。というか、もうかなり冬の光に近いと思う。
冬は太陽からの光の入射角が大きい。斜めに光が落ちてくるので影が伸びる。さらにコサイン則で照度が落ちるので、光と影のコントラストも落ち着いてくる。クセが強めなレンズにとっては、渋いところよりおいしいところが出しやすい条件だ。僕にとってはすごく写真日和な季節だ。
そのかわりというわけでもないだろうけど、日没も早い。お昼すぎになってからゆっくり散歩していると、すぐに建物の陰に飲み込まれてしまう。だからランチよりはやく家を出ることが肝要だ。
そんなこんなでここのところたくさん写真を撮ってる。写真日和なのもあるし、カメラを新調したのもある。モチベーションが高いのはいいことだ。減価償却が捗るぜ(?)。
半年ぶりに夏が終わってみたら長袖のシャツが少ないなーと思って買い足してみた。でもどうして僕は他に持っている服のことを考えて揃えることができないのだろう。想像力が足りない。何年か前にもグレーのシャツとライトグレーのスラックスが増えて渋滞を起こしたことがあった。
でもこれいいなーと思うと、クローゼットのなかのことを深く考えずについポチっちゃうんだよね。あ、やってることはレンズといっしょだ。なるほどな。