光の質はもうすっかり秋だ。というか、もうかなり冬の光に近いと思う。 冬は太陽からの光の入射角が大きい。斜めに光が落ちてくるので影が伸びる。さらにコサイン則で照度が落ちるので、光と影のコントラストも落ち着いてくる。クセが強めなレンズにとっては、渋いところよりおいしいところが出しやすい条件だ。僕にとってはすごく写真日和な季節だ。そのかわりというわけでもないだろうけど、日没も早い。お昼すぎになってからゆっくり散歩していると、すぐに建物の陰に飲み込まれてしまう。だからランチよりはやく家を出ることが肝要だ。 そんなこんなでここのところたくさん写真を撮ってる。写真日和なのもあるし、カメラを新調したのもある ...