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日々の出来事や撮り溜めた写真を気ままにポストしています。

実りの秋

またカメラとレンズが生えてきた。実りの秋だからね、仕方がないよね。収穫したからには使っていこう。 なんでもそうだけど、新調するとモチベーションが上がって幸福な状態になれるのがいい。スニーカーでもコーヒーカップでもコスメでも。 なにかに投資する時に、機能とか効能とか見た目とかよりも、得られる幸福感にフォーカスするのが人生を幸せにするコツなのかもしれない。 そんなこんなで、たくさん写真を撮ってる。ここのところの僕の投稿頻度が物語ってるような気はするけど... 毎年のように秋から年末にかけて写真が楽しくて仕方がないのだけれど、今年はとくに豊作になりそうな予感。 Z f の使いこなしについてはまだまだ ...

コサインな写真日和

光の質はもうすっかり秋だ。というか、もうかなり冬の光に近いと思う。 冬は太陽からの光の入射角が大きい。斜めに光が落ちてくるので影が伸びる。さらにコサイン則で照度が落ちるので、光と影のコントラストも落ち着いてくる。クセが強めなレンズにとっては、渋いところよりおいしいところが出しやすい条件だ。僕にとってはすごく写真日和な季節だ。そのかわりというわけでもないだろうけど、日没も早い。お昼すぎになってからゆっくり散歩していると、すぐに建物の陰に飲み込まれてしまう。だからランチよりはやく家を出ることが肝要だ。 そんなこんなでここのところたくさん写真を撮ってる。写真日和なのもあるし、カメラを新調したのもある ...

立体感について考える

レンズの筆遣いを形容する言葉に "立体感" というのがある。レビューサイトでたびたび使いまわされて手垢だらけの言葉だ。ほとんどの場合、肯定的な文脈で使われる。もちろん立体感だけがレンズの描写に求められるすべてじゃないけれど、よい描写とされるものの代名詞みたいなイメージがあると思う。 でもたしかにな、とも思う。おもしろいことにこの立体感というやつは、"最新型で高価なレンズほどもちあわせている性質" というわけでもないらしい。どれだけピント面がシャープでも、写真全体で見たら前後関係が希薄でごちゃごちゃした写りのレンズはたくさんある。 経験的にはレンズの画角や被写界深度、撮っている被写体、写真の大き ...

立つ鳥、跡を濁していく

妻を表すための妻以外の言葉がほしい。ここ数年うっすらと思い続けている。 "うちの奥さん" とか "うちの嫁さん" は、厳密には誤用らしい。詳しいことは詳しい人に放り投げることとして。社会や家や結婚のあり方が変わって、言葉の意味も移り変わってきたのだろう。近いうち辞書に書き足されて誤用でなくなるかもしれない。逆にジェンダーニュートラルかなにかにつかまって消えてなくなってしまうかもしれない。明日はどうなるかわからない世の中だ。 僕は消去法ぎみに "妻" を使う。家内だと専業主婦みがあるし、女房やカミさんだとてやんでい感が醸されるし、パートナーだと長くて遠いし、ツレだと連れられているのは僕なので誤り ...